Atis collection

[Atis collection] >> [Recording Report] >> [三百年の恋の果て(Interview)]

Interview
(写真左から)
・紺役
 神谷浩史さん
・秀誠役
 小西克幸さん
・祥真
 三木眞一郎さん
・緋耀
 平川大輔さん

Question01 収録を終えてのご感想をお願いします。
小西さん 「僕、以外と線が太かったり、クールな感じの役をやることが多いんですが、秀誠みたいな感じの朴訥というか無骨で、
イラストを見ると線が細い感じの役はなかなか演じることがなくて、これはどういう風にやろうかなと思って最初に
アフレコをさせてもらったら、キャラクターを合わせようとしすぎて柔らかくなりすぎてしまって。
例えば祥真に対しては昔からの知り合いということで、それでもいいかなと思うんですけれど、紺という自分の前に突然現れた
この世のものではないものに対しても、最後まで(自分が)物語を知っているというのと、自分を秀誠のキャラクターに近づけようとした
作業のために、割と優しい感じの、どっちかというと最初から受け入れているように聞こえるように演じてしまって。
で、ディレクターさんからもそのように指摘をされまして、ともすればぶっきらぼうというか硬いというか、そういう感じのキャラクターの方
がいいんじゃないかということで、修正して演じました。なので、最初の段階でキャラクターを作ることが難しかったですね」
神谷さん 「久しぶりに純粋な少年役をやらせていただいた気がして、実はとても緊張していました。
でも無事に収録を終えることができてほっとしています」
三木さん 「楽しかったですー」
平川さん 「久しぶりに三木さんとがっつり対峙した現場で、すごく緊張したんですけれども楽しかったです」

Question02 作品中、印象に残ったシーン・聞いて欲しいシーンなどありましたらお聞かせください。
小西さん 「結構今回の話というのは、主要キャラ四人がずっと会話をして物語が進んでいくので、一人当たりの台詞量というか、
物語の中でのそれぞれの台詞の割合が多くなるんですね。そうなると役を作っていくというか、気持ちを繋げていくのが
すごくやりやすいんです。そうなるとどこも思い入れがあって、思いがずっと最初から最後まで流れていって、
“ここのシーン出てないから”というのが今回はなく、頭からずっと出ずっぱりだったので、気持ちがずっと最初から
最後までのっていますね。
中でもどこを聞いてほしいかというと、最初からずーっと、紺と出会う前と出会った後、出会ってどういう風に気持ちが
動いていったのかを聞いてほしいかなと思います。個人的に好きなところは、僕は生まれ変わりじゃないけど、
それでも僕は君のことが好きになってしまった、そんな僕でもいいですか? っていうあそこがなんか好きですね」
神谷さん 「300年分のためてきた思いを吐露するシーンは印象に残っています。
その時間の概念をどう自分の中で処理すべきか悩んだところでもありました」
三木さん 「自分達の出演部分は僕らは耳にしていますが、逆に向こうチーム(小西さんと神谷さん)と接することができなかったので、
向こうはどんな感じだったのかなと気になっています」
平川さん 「今回は2枚組ということでボリュームもたっぷりなので、どこというよりは全部聴いて頂いてこの作品の世界に
どっぷり浸って頂きたいなと思います」

Question03 共演されたご感想をお願い致します。
スタッフ 「こういう作品だけじゃなく、共演されることは多いですか?」
小西さん 「そうですね。神谷君とは割と共演することが多いです」
スタッフ 「じゃあやりやすいですね」
小西さん 「そうですね。前にも神谷君とBLのシリーズでも何本か一緒にやったりしたので、一緒にやる上では知った相手なので、
そういう意味では非常にやりやすくやらせて頂きました」
神谷さん 「他作品でも共演させていただく機会の多い方々だったので、とてもやりやすく居心地のよい現場でした」
三木さん 「楽しかったですよ。それも含めて、収録後フリートークでも楽しいって話したので…とても楽しくできました」
平川さん 「すごくいい緊張感の中で、楽しくやらせて頂けたと思います」

Question04 ファンの方への一言をお願いします。
小西さん 「BLCDってやっぱり原作があってCDドラマになるのがほとんどじゃないですか。
なので、原作を読まれた時の皆さんのイメージがあると思うんですが、僕の演じた秀誠が皆さんのイメージに近づいていれば
嬉しいなと思いますね。2枚組というボリュームのある作品ですけれども、楽しんで頂ければいいなと思います」
神谷さん 「2枚組でたっぷりと、原作を読まれていた方もそうでない方もお楽しみいただければと思います!」
三木さん 「今回2枚組ということで、小西・神谷・平川・三木という四人がメインで出ますので、誰か一人のファンだったとしても(笑)
買わなければいけないということで、結構売上的にはおいしいものになるんじゃないかと(笑)…そんなことはどうでもいいっつーの(笑)。
ボリュームのあるものになってますが、そのボリュームが邪魔になるボリュームではなくて、聴き応えばっちりの、密度の濃いという意味での
ボリュームだと思いますので、色んな方に聴いて頂ければと思います」
平川さん 「フリートークの中でも言ったんですけれども、思ったことは口にしないと届かないこともあるし、そこからまた何かが始まるということも
感じられるような作品だと思います。原作を読んでらっしゃる方も、きっと聴いて下さる方の中にはたくさんいらっしゃるんじゃないかと
思うんですけれども、本当に丸ごと一冊ドラマCDになっていますので、音の世界でもう一度楽しんで頂ければなと思います」

▲ 上に戻る