Atis collection

[Atis collection] >> [Event Report] >> [遥山の恋]

Event Report


「遥山の恋」発売記念イベント 岸尾だいすけさんトークショー

六青みつみ先生原作ドラマCD「遥山の恋」の発売記念イベントが2010年4月11日、紫乃役の岸尾だいすけさんをお招きして開催されました。
イベントの模様に加え、貴重なバックステージの様子も合わせてお楽しみください!

■ 打ち合わせ・リハーサルの様子
イベント数時間前、主役の岸尾さんが会場入り。 会場となる執事喫茶Swallowtailにて、進行スタッフやカメラマンとご挨拶の後、
台本を見ながらイベントの内容、進行の流れを確認していきます。
飄々とした雰囲気の岸尾さん、司会者やスタッフに冗談を言って下さったりと、イベント開始前から周囲を楽しませて下さいます。

また、登場シーンのサプライズの衣装に「暑くないですか?」と言うスタッフに「大丈夫大丈夫。こっちの方が面白いでしょ?」と笑顔の岸尾さん。
そのサービス精神には頭が下がるばかりです。


■ イベントの様子
イベント開始。会場に集まったたくさんのお客様の前に、司会の春日君がステージに登場します。挨拶の後、会場脇に設置してあるスクリーンを覗き込む司会者。
司  会 「そろそろお帰りの予定のお時間なんですが…」
スクリーンに映し出されたのは、お屋敷の玄関。 執事が扉を開くと、ドアの向こうに待っていたのは、全身羊の被り物をした岸尾さんの姿が! 
会場からは大きな笑い声があがります。

執事に手を取られ、会場のステージに岸尾さんが登場! もこもこの羊の着ぐるみ姿でかわいいポーズをとられる岸尾さんに、歓声と拍手が起こります。
被り物をしたままでは話しづらいということで、執事が頭部を取ろうとすると、

岸尾さん 「頭取っちゃうと死んじゃう~」
とお茶目な岸尾さん。着ぐるみの頭が取られ、岸尾さんの笑顔が見えると、お客様から盛大な拍手が。

司  会 「だいすけおぼっちゃま、今日のファッションポイントは?」
岸尾さん 「おぼっちゃまじゃなくて、おぼっちゃまくんです!(笑)」
会  場 「(拍手)」
岸尾さん 「(笑)。そうですね、今日のファッションポイントはこのウール100%です! 
下地も見事についてるんで、ジンギスカンとしても完璧です」
司  会 「大変おいしそうですね」
岸尾さん 「いやーん(笑)」
司  会 「今日はおぼっちゃまのテンションにも負けじと…」
岸尾さん 「おぼっちゃまくんだってば!」
司  会 「こだわりますね(笑)。それでは、おぼっちゃまくん様のテンションにも負けじと
がんばって参りますので、宜しくお願いします」
岸尾さん 「わーいわーい! 負けるか!(笑)」
司  会 「(笑)。それでは改めまして、ドラマCD『遥山の恋』とご自身についてお話を伺いたいと思います。
『遥山の恋』の収録の現場の様子やご感想をお伺いしたいと思います。収録はいつ頃でしたか?」

岸尾さん 「おっとー(笑)。多分…去年の冬…とか、秋…とか」
司  会 「ですね。その頃だと今日の格好が暖かくていいですね」
岸尾さん 「こんな格好で行くか!(笑)。…寒かったかなあ? でもスタジオ内は暑かったですからね」
司  会 「熱演されていらっしゃったということで」
岸尾さん 「(笑)。してましたしてました。一応ね、そういう風に言っておかないと(笑)」
司  会 「(笑)。今回はBLCDにしては随分登場人物も多かったですね」
岸尾さん 「はい」
司  会 「BLCD…(とここでなぜかふき出す司会者)」
岸尾さん 「(笑)何や、そのBLCDをみんな買うてくれてここまで来てくれたんやで!
何バカにしてんの!(笑)」
司  会 「いえ、お屋敷的に今の単語がOKだったかなと思いまして…(笑)」
岸尾さん 「BLCDのイベントやってて単語が駄目なわけないだろ(笑)! 大丈夫ですよ!」
司  会 「そうですね。失礼しました。共演者の方の小西克幸さんとは色々かけあいがあったと思うんですが」
岸尾さん 「そうですね、やっぱり小西君と二人でのシーンが多かったので。2枚組で2日に渡って収録して、
1日は小西君と二人きりでした」
司  会 「ずっとスタジオにこもりっきりだったんですか?」
岸尾さん 「そう。二人きりじゃスペシャル●ァイティングポーズが決まらないよ!って(笑)」
会  場 「(笑)」

司  会 「スペシャル●ァイティングポーズ、お嬢様方ご存知ですか?」
司会の言葉に、会場から拍手が。  
司  会 「何やら拍手が。これはそのポーズが見たいと言う…」
岸尾さん 「いや、僕1人だけではスペシャル●ァイティングポーズはできないんで」
司  会 「宜しければおつきあい致します(笑)」
岸尾さん 「(笑)」
司  会 「5人揃えばいいんですよね?」
岸尾さん 「まあそうですけど…(周りの執事達に)みんなやれんの?」
司  会 「まあそのポーズは後ほどやって頂くとして、本題に戻りますが」
岸尾さん 「おい! やらせようとしといて!(笑)」
司  会 「ちょっと拝見したいなと思ってしまいまして(笑)…と脱線はここまでにして」
岸尾さん 「まあ小西君と2人で、ずっとどっちかが喋っていたので大変でしたね。2人だから休む間もなくね、
なかなか集中力を途切れさせることもできず…皆さんご存知かもしれませんが、ディレクターがかの有名な阿部さんだということで、
(低い声で)あーいいねー、岸尾君最高だねー、言うことないねー、で、このシーンなんだけど…って、あるじゃん!
言うことあるじゃん!って(笑)」
会  場 「(笑)」
司  会 「褒め上手なんですね」
岸尾さん 「そうそう。いやー最高、日本一だね。じゃあ次は宇宙一を目指そうかって(笑)」
会  場 「(拍手)」
司  会 「うまいですね! 人を動かすのが」
岸尾さん 「うまいのかなあ? でももう手の内知ってますから! いいんですよ阿部さん、分かってますから、
録り直すところを録り直すって言って下さいって(笑)」
司  会 「はっきり言ってくれた方が楽だと」
岸尾さん 「そう。まあ小西君とがっつりと1日やって、もう1日は他の皆さんとやんややんやとね。
今日ならスペシャル●ァイティングポーズできるじゃんってね」
司  会 「やられましたか?」
岸尾さん 「やーりーまー……せんよ!」
会  場 「(爆笑)」
岸尾さん 「やるか!(笑)」
司  会 「そうですよね。5人集まったらもう基本なのかなと(笑)」
岸尾さん 「(笑)…まあ、話を戻しまして、小西君と2人の時はしっとりがっつりと。大勢でやった時は、 大勢でがっつりとしっとりと(笑)。
楽しく収録させて頂きました」
司  会 「1日中2人だけで収録っていうことはあんまりないんですか?」

岸尾さん 「うーん、そんなこともないですけど。BLCDとかでは割と多いかもしれないですね。やっぱりメインが2人だけで
がっつり絡むということが多いので、スケジュールがうまく取れないと、どうしてもね。特に今回は2枚組だったので」
司  会 「特に長丁場だったんですね」
岸尾さん 「そうですねー、長丁場でしたね。例えるならば、フリーザ様がナメック星を爆破するぞって言ってエネルギー弾を撃ち込んでから、
何週たってもなかなか爆発しないくらいの長さというか。そのくらいの長丁場でした」
会  場 「(笑)」
司  会 「あと5分とか言って、5分が長いよ!みたいな(笑)」
岸尾さん 「おいフリーザ様批判かよ! 僕は部下ですから。馬鹿にしたら許しません(笑)」
司  会 「いえいえリスペクトしています(笑)。
で、今回『遥山の恋』は時代物だったんですけれども、岸尾さんは時代物へのご出演というのは比較的多い方ですか?」
岸尾さん 「僕ねえ、多分少ない方…じゃないですか?(お客様に尋ねる岸尾さん)」
司  会 「(客席に)どうでしょう?」
岸尾さんのご質問に、会場から「少なーい」という声が。
司  会 「あんまり多くはないんですね。時代物だと言葉遣いが独特だと思うんですが、その辺はいかがでしたでしょうか?」
岸尾さん 「確かに、独特っちゃあ独特ですけど…でも僕より小西君の方が大変だったんじゃないかと」
司  会 「小西さんは苦労されてましたか?」
岸尾さん 「いやいや、小西君はプロですから。それに隊長ですから!」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「そこはもう完璧でしたよ。
僕の役はまだ幼いですし、人里離れた山奥に暮らしてたので、そこまで時代時代した感じじゃあなかったような…」
司  会 「少し独特の言い回しがたまにありましたね。言の葉とか、お山とか」
岸尾さん 「ええ。言の葉とか、とっても好きでしたね」
司  会 「とてもいい台詞でしたね。言葉にはすごく意味や力があるんだという…」
岸尾さん 「僕は声優ということで、言葉を操る職業を生業としていますから、そこは特に気持ちをこめてやらせて頂きました…か?
(お客様に尋ねる岸尾さん)」
岸尾さんの問いかけに、うんうんと会場全員が頷きます。
岸尾さん 「頷いてますよ! 伝わってたみたいです、僕の言の葉は。事の外、伝わってたみたいです(笑)」
司  会 「言の葉が、事の外、伝わっていたと」
岸尾さん 「何で繰り返すんだよ!(笑)」
会  場 「(爆笑)」
司  会 「その言の葉を操る紫乃は、なんと若干15歳ということで」
岸尾さん 「本当ですよ」
司  会 「言ってみれば中学生ですよね」
岸尾さん 「そうそう」
司  会 「現代で言えば中学生が、山の中で一人で暮らしているという」
岸尾さん 「側にいるのワンちゃんだけでね」
司  会 「犬のシロが側にいましたね」
岸尾さん 「(ムツゴロウさんの物まねで)よーしよしシロ…ワシャワシャワシャ、見て下さい、本当にかわいいんですねー…って。
2代目の犬もいてね」
会  場 「(笑)」
司  会 「シロが亡くなって、2代目のユキですね」
岸尾さん 「シロの次はクロ…じゃなくてユキね」
司  会 「で、15歳ということで、非常に若いじゃないですか。若いキャラクターを演じるにあたって、何か意識されたことってありますか?」
岸尾さん 「特にないです。……いや、特にないというか、ひたすらがんばっただけです!」
司  会 「気持ちなんですか?」
岸尾さん 「気持ち…いや、がんばりましたよ。何ていったって15歳だし、あのビジュアルを見た時に、大丈夫かなって
不安でちょっと気持ち悪くなって。これ俺じゃないだろ、代●君とかだろって!(笑)。もう俺じゃねえよって思いながら」
司  会 「すごく線の細いキャラでしたしね」
岸尾さん 「そうですよ。本当にそう思いながら、一生懸命テストをやった時にね、またかの有名な阿部さんがね、
(低い声で)いやー岸尾君、びっくりしちゃったよ。もうちょっと若くできる? って」
会  場 「(拍手)」
岸尾さん 「あの褒めることから入る阿部さんが褒めずに、もうちょっと若くやってって。もう少し線が細い感じでね。
いやー今ね、太い声が出ちゃったからびっくりしたよって」
司  会 「太いって、どのくらいの声だったんですか?」
岸尾さん 「いや、あんまり覚えてないですけど…多分…(若●さんのモノマネで)ぼ~く~は~って」
司会
会場
「(笑)」
岸尾さん 「そんな感じで太い声が出て、まあテスト一発目だったし、もう少しあったまったら何とかなるかなと思って、
もう少し続けて長めにやったら、じゃあそれでって。忘れないでね、みたいな」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「そのラインをキープしてって…残虐なことを言われて(笑)」
司  会 「残虐なんですか?(笑)」
岸尾さん 「残虐ですよ! だってもうどっから声が出してんだみたいな感じで」
司  会 「そうなんですか?」
岸尾さん 「そうですよ。声自体はそんなに高くはなかったと思いますけど、線が細いというのはなかなか難しいですよねえ?(お客様に)」
司  会 「そうですよねえ」
岸尾さん 「君らに何が分かる(笑)。でも大変でしたね。ああいうキャラクターが久しぶりってのもあったし、あと気負うかなあ、やっぱり。
10代前半とか若い役を振られるとね。それもあって大変でした」
司  会 「しかも設定が、消えない痣があって、それがどんどん広がっていって、自分は醜いんだと。ところがどっこい」
岸尾さん 「(笑)何々? 君は昭和の生まれか?(笑)」
司  会 「残念ながら昭和の生まれです(笑)。ところがどっこい、痣が消えると、紫乃は絶世の美女というか美少年といいますか、
イラストでもとっても可愛らしい少年で。こういう線の細いキャラクターをやられるのは多いですか?」
岸尾さん 「ん? これまでの話聞いてた(笑)? 久しぶりだったんだよー。若い時は多かったんですけど、最近は…減ったり…減ったり…(笑)」
司  会 「減っちゃいました?(笑)」
岸尾さん 「減りました。でも逆にもっと若い頃にやってた元気な役が最近増えました」
司  会 「今回の役は結構落ち着いてましたね」
岸尾さん 「そう、だから元気ではっちゃけている役だと、高めで少し振り幅を大きくして若めにすることができるんですけど、
紫乃みたいに線が細くて落ち着いたキャラだと、僕も落ち着いた感じでやっちゃうから、阿部さんにびっくりしたよ~って言われるくらい
低い声になっちゃって。元気なキャラは元気なキャラで大変なんですけど、まだ何とかなるんですよね」
司  会 「なるほど」
岸尾さん 「オレンジの髪の人とか、全身が黄色い人とかね(笑)」
会  場 「(拍手)」
司  会 「低い声から元気まで、さすがはおぼっちゃま、七色の声の持ち主でいらっしゃいますね」
岸尾さん 「おぼっちゃまじゃなくておぼっちゃまくんです!」
司  会 「はい(笑)。それではおぼっちゃまくん様(笑)、そろそろずっと立ちっぱなしも大変ですから…」
岸尾さん 「君もでしょ。君は大丈夫?」
司  会 「私は大丈夫です、ありがとうございます。
それでは、イスとテーブルをご用意させて頂きますので、お座りになってお話をしていきましょうか」
ここで、お坊ちゃまのお世話係のフットマンがステージ上にテーブルとイスを用意します。

司  会 「当家のフットマンがご用意致しますので、今しばらくお待ち下さい」
岸尾さん 「フットマンって何なんですか?」
司  会 「直訳すると足男ですね」
岸尾さん 「なるほどそういうことか! ておい!(笑) 本当はどういう意味なんですか?」
司  会 「執事がいて、その下にフットマンがたくさんおりまして、執事の手足となって働く者がフットマンですね」
岸尾さん 「え? 執事はお嬢様やお坊ちゃまのために手足となって働くんじゃないんですか?」

司  会 「残念ながら執事は違うんです」
岸尾さん 「執事はお坊ちゃまから言われたことをフットマンに、お前らやっとけよ! みたいなことなんですか?」
司  会 「まあ噛み砕いて言えばそうです(笑)」
イスを運んできたフットマンに向かい、「そうなの?」と岸尾さん。幼い風貌のフットマンを見て、
岸尾さん 「って君、かわいいな!」
司  会 「こちらのフットマンは当家では妖精と呼ばれている遠矢と申します」
岸尾さん 「いくつなの? いくついくつ?」
岸尾さんからの質問に戸惑う遠矢に、

岸尾さん 「年齢言っちゃ駄目なの?」
司  会 「彼は年齢不詳なんです」
岸尾さん 「妖精だもんね。でも若いでしょ」
といって遠矢の頬を着ぐるみの手でツンツンと触り、

岸尾さん 「お肌すべすべ。……俺だってこんな時があったんだよ!!」
会  場 「(爆笑)」
岸尾さん 「もう36だよ!」
とくやしがる岸尾さんでした(笑)。

用意されたイスに座り、お客様へ「後ろの席の人見えますか?」と訪ねられる岸尾さん。
会  場 「見えなーい!」
という言葉に、じゃあ立ったまま続けます、ということで、そのまま机の前に立ってお話を続けることに。どこまでもファン思いの岸尾さん、さすがです。


司  会 「ここで、おぼっちゃまのために当家自慢のスイーツをご用意しております」
岸尾さん 「おお?」
司  会 「紅茶とスイーツをご用意致しますので、その前におしぼりで蹄を拭いて頂いて(笑)」
と別のフットマンがおしぼりを岸尾さんに手渡します。

司  会 「彼は三谷と申します。(三谷に)マイクを持って差し上げて」
蹄(手)を拭こうとする岸尾さんからマイクを受け取ろうとする三谷に、

岸尾さん 「自分でできるもん!(笑)」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「君もフットマンなんですか?」
三  谷 「はい」
岸尾さん、笑顔で下がろうとするフットマンを見つつ、

岸尾さん 「(司会に)イケメンやね、あいつ」
司  会 「彼は相当イケメンです」
岸尾さん 「大丈夫、君もイケメンだから!」
と司会の肩を叩かれる岸尾さん。
司  会 「ありがとうございます」
岸尾さん 「でも俺の方がイケメン(笑)」
会  場 「(拍手)」
司  会 「その通りでございますね」
岸尾さん 「嘘です(笑)。僕はドブ顔のエセメンなんです」
司  会 「エセメンって何ですか?」
岸尾さん 「イケメンじゃないってこと」
司  会 「おぼっちゃまはとーってもイケメンです」
岸尾さん 「殺すぞ!(笑)」
会  場 「(笑)」
そして、テーブルには紅茶がサーブされたのですが、
岸尾さん 「いやー、こんな着ぐるみ着てめっちゃ暑い中、ホットの紅茶ね!(笑)」
会  場 「(爆笑)」
岸尾さん 「ありがたいっす!(笑)」

司  会 「暑い時には熱いものをと思いまして」
岸尾さん 「熱いものを飲んでガーンと汗かいてね」
司  会 「でももし宜しければ一口だけでも」
岸尾さん 「はい」
大きな拍手の中、紅茶を口にされる岸尾さん。「いかがですか?」との司会の問いかけに、「ほんとにめっちゃ熱いやないかい!」とのするどいつっこみが。


司  会 「紅茶は100℃が一番おいしいと言われてますので、熱々です」
岸尾さん 「ほおー」
司  会 「でも本当に暑そうですから、アイスティーもご用意致しますね」
岸尾さん 「最初からそっちにしてよ!(笑)」
会  場 「(爆笑・拍手)」
岸尾さん 「ほんとにどわって汗出てきたよ(笑)」
と言う岸尾さんの額をおしぼりで拭く司会。その後、改めてアイスティーが準備された のですが、準備中、ふうふうしながら熱い紅茶を飲まれる岸尾さん。

司  会 「意外とお口にあいましたか?」
岸尾さん 「熱いけどマジでおいしいです」

司  会 「当家専属の紅茶係が選びぬいた紅茶でございます」
岸尾さん 「紅茶係?」

司  会 「当家には紅茶係やパティシエ、シェフ等がおりますので」
岸尾さん 「(かわいい声で)あたし、パティシエールになる!」
会  場 「(爆笑・拍手)」
と小ネタも忘れないお茶目な岸尾さん。そしてアイスティーも飲まれつつ、次のコーナーに進んでいきます。
司  会 「こちらのコーナーでは『だいすけお坊ちゃまのお部屋』ということで、おぼっちゃまにプライベート写真を撮ってきて頂きました。
そちらをお嬢様方にご覧頂きながら、お話をさせて頂こうかと」
ここで、ステージ上にパウダー250%のハッピーターンが写されたパネルが登場します。
司  会 「これは何でしょうか?」

岸尾さん 「ハッピーターンというお菓子ですね。私、なかなかハッピーターンが大好きなんですけど、ハッピーパウダーという
ハッピーターンにかかっている粉が、ノーマルのやつだと100%なんですけど」
司  会 「おいしいですね」
岸尾さん 「そうそう。そのパウダーが超うまいんですけど、そのパウダーを増量した250%というのが出たんですよ」
司  会 「(パッケージの文字を指し)ここですね、250%…」
岸尾さん 「待て待て待て、でしゃばるな(笑)」
司  会 「先走りました(笑)」

岸尾さん 「もう(笑)。もともとパウダー200%というのがあって、それを好んで食べてたんですけど、こないだコンビニに入ったら
ハッピーターンがあったので、買っちゃうぜ~と思って手に取ったら、なんと250%! ハッピーパウダー250%なの! 
こんなハッピーターンがあるなんてと思って」
司  会 「なるほど」
岸尾さん 「なんで200から300に行かないで250%なんだ!って。刻んだなーって(笑)」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「やるな亀田製菓と思って。200%が売れたから、よし次行くぞと。
でも急に300いくより250%で様子見ようか、それで好評だったら300%に行こうかって、私はまんまと策略にはまりまして。
一気に3袋買いました」
会  場 「(笑)」
司  会 「750%分楽しんだということで」
岸尾さん 「そういうことじゃない(笑)! まあこの250%がすごくうまいんですよ。正直200%との差がいまいち分かんないんですけど(笑)。
パウダーが多い方がハッピーになれますから、ぜひ皆さん250%を見かけた際には、購入して食べて頂いて、
僕と一緒にハッピーになろうよ! ってね。亀田製菓さん、CM待ってまーす(笑)」
司会
会場
「(拍手)」

司  会 「今のでCMは頂きですね」
岸尾さん 「某神●君とか小●君みたいにね、なんかコラボれたらいいなということで。へっへっへ(笑)」
司  会 「はい、それでは次のパネルに参りたいと思います」
ここで、多数のジース等、●ラゴンボールのフィギュアが並んでいるパネルが登場。

岸尾さん 「見ての通りです。私が愛してやまない●ラゴンボール…皆さんご存知か分かりませんけど、ギニュー特戦隊の赤いマグマ・ジースを
やらせて頂いたんですが、ジースをやらせて頂いてから、僕自身でもジースのフィギュアを購入したんですけれども、ファンの皆さんからも
頂いたりしまして。ジースだけじゃなくてギニュー特戦隊をセットで下さったり、●ラゴンボールが好きだと公言して憚らないので、
色々、セルや悟空のフィギュアなんかも頂いたりして」
司  会 「ファンの皆さんからのプレゼントが多いんですね」
岸尾さん 「ここに並んでいるのはほとんどそうですね。でもこの悟空のフィギュアは●ラゴンボールの飲み会の時に、
僕の神様・野沢雅子さんから頂いたというか…」
司  会 「野沢さんから頂いたんですか」
岸尾さん 「厳密に言うと東映のスタッフの方から頂いたんですけど。本当はマコさん(野沢さん)への物だったんですけど、僕があまりにも
これを見てキャッキャしてたものだから、『だいすけにあげるよ』って仰って下さって。ウヒョー!って喜んで遠慮せずもらってしまいました」
司  会 「結果的には野沢さんから頂いたということですね」
岸尾さん 「そうですね。僕の神様から頂きました。言うなれば神龍に頼んだものです」
会  場 「(笑)」
司  会 「ジースが1、2、3、4、5、6…たくさんありますね」
岸尾さん 「もう何体あるか分かりませんよ。これ以外にもたくさんあります。もう嬉しくなっちゃって、全部飾ってあります。
他の頂いたフィギュアとかもガンガン飾ってて、今、僕の部屋、ちょっとしたオタクの部屋になってます(笑)」
司  会 「ちょっとしたコレクションですね」
岸尾さん 「もうかなりのコレクションです」
司  会 「それでは次のお写真に参りたいと思います」
次のパネルでは、『ほかならぬ入居者、募集中。』という文字が。

岸尾さん 「私、仕事のスタジオ間の移動でよく歩いてるんですけど、歩いている最中にマンションの前を通ったら、
この看板みたいなのがあって。いやー面白いと思って、これは写真に撮らなきゃと」
司  会 「マンションのキャッチコピーなんですね」
岸尾さん 「そうです。まだ入居者さんが全部埋まってないんでしょうね。ぜひとも皆さん入居して下さいみたいなね。
僕、結構こういう面白看板に遭遇することが多いんですよ。それで写真に撮ってブログにUPするんです。どすこい君ビルとか」
司  会 「どすこい君ビルですか?」
岸尾さん 「相撲協会のビルだったんですけど、結構面白かったんですよ。絵もね、結構パンチが効いてて。これもブログにUPされてるんで」
司  会 「変わった看板が結構あるんですね」
岸尾さん 「そう。結構ね、見つけるんですよ。僕が色々アンテナを張り巡らせてるのもあるかもしれないですけど」
司  会 「じゃあまた変わった看板を見つけたらぜひブログで。皆さんブログをチェックして下さいね」
岸尾さん 「宣伝じゃないんだよ!(笑)」
司  会 「それでは次のお写真に参りたいと思います」
岸尾さん 「はいでましたドーン!(笑)」

ここで登場したのは、俯いているスキンへッドの男性のお写真。
司  会 「このお写真は?」
岸尾さん 「僕は『だいすけだいさくせん』という個人イベントをやらせて頂いてますが、それでお世話になっている舞台監督の新居君です」
司  会 「監督さんなんですね」
岸尾さん 「はい。こないだもイベントをやったんですけども、その打ち上げで完全におちてるところです(笑)」
会  場 「(笑)」
司  会 「顔見せNGでこの写真というわけではないんですね」
岸尾さん 「全然! この時超面白かったですよ! 僕と同じテーブルに座ってて、今日のイベント良かったねって喋ってたんですけど、
目の前に後輩の内匠君がいて、30秒くらい内匠と喋って、なあ新居君って新居君に振ったらもうこの状態ですよ!」
司  会 「お酒が弱いんですね」
岸尾さん 「ううん、お酒は強いんだけど、イベントで超がんばってくれて、前日とかも徹夜で」
司  会 「お疲れだったんですね」
岸尾さん 「そうそう。ただ30秒前に俺とキャッキャ話してて、内匠と一瞬喋って振り返ったらもうこうだったんです!」
会  場 「(笑)」
司  会 「寝つきがいいんですね。おぼっちゃまは寝つきはいい方ですか?」
岸尾さん 「俺? うーん…」
司  会 「このくらい寝つきがいいと羨ましいですね」
岸尾さん 「ね。僕はいい時と悪い時があるなあ…眠い時はすぐ眠れます、って当たり前か!」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「見て、この頭、満月みたいでしょ?」
司  会 「見事ですね」
岸尾さん 「例えるならば、ク●リンの頭のような満月!」
司  会 「実写版ク●リンですね」
会  場 「(笑)」
司  会 「次のパネルに行く前に、スイーツのご用意ができたようですね」
岸尾さん 「おおー」
ここで、テーブルにデコレーションされたケーキプレートが運ばれてきます。
司  会 「本日はミルフィーユをご用意致しました」
岸尾さん 「ミルフィーユは好きですよ」
司  会 「お嬢様方にもご覧頂きましょうか」
という司会の言葉に、岸尾さん、スイーツのプレートを隠し、

岸尾さん 「(客席に)見たいー?」
会  場 「見たーい!(笑)」
岸尾さん 「こんなんですよー」

言いながら、ビデオカメラにプレートをかざす岸尾さん。大きなスクリーンに可愛らしい プレートが大画面に映し出され、客席からは「おお~」という声が上がります。
司  会 「おぼっちゃま、よくよく見ますと、何かオレンジ色の球が見えますね」
岸尾さん 「おいおい泣かせるなよ~」
会  場 「(笑)」
プレートの上には●ラゴンボールに見立てて丸く作られたオレンジ色のフルーツが。
岸尾さん 「これ●ラゴンボールになってますね。何これ、柿? 金柑?」
司  会 「何でしょうか…?」
岸尾さん 「シェフ! シェフを呼んでこい!(笑)」
司  会 「実はそのボールは7個集めると願いが叶うと言われている…」
岸尾さん 「ほんとにー?(球を数えて)1、2、3、4、5、6…7個目がなーい!」
司  会 「あれ、7個目がないですか?」
岸尾さん 「助けてミスター・●ポー!」
司  会 「困りましたね。これじゃあ願い事が叶えられませんね」
岸尾さん 「でも僕、大体の願い事は叶ってしまったんです」
司  会 「本当ですか?」
岸尾さん 「はい、ファンの皆さんのおかげなんですけどね」
司  会 「素晴らしいですね」
岸尾さん 「●ラゴンボールに出られたらいつ死んでもいいんです」
司  会 「野望は叶ったと」
岸尾さん 「野望って言うなよ!(笑)」
会  場 「(拍手)」
岸尾さん 「純粋な夢じゃん!」
司  会 「失礼しました(笑)。折角なので、一口…」
とここで、テンション高く踊りだす岸尾さんに、司会もびっくり。
岸尾さん 「楽しーねー! (客席に)大丈夫ですか、今日初めて私を見たという人いらっしゃいますか? 
(客席からあがった手に)ごめんなさーい(笑)。どっちかなのよね、何あのバカな人!って好きになるか、
(低い声で)何あの人って嫌いになるかのどっちか」
会  場 「(笑)」
司  会 「実は私、想像以上にテンションが高い方だったのでびっくりしました」
岸尾さん 「僕はアマノジャッキーだから、超テンション低くくるか、超テンション高くするかのどっちかなの」
司  会 「テンションが低い時もあるんですか?」
岸尾さん 「どっちかね。で、今日は羊の着ぐるみ着て準備してたら、テンション高くなっちゃって…こんな風になっちゃいました(笑)」
司  会 「(笑)。まあここで、デザートを一口食べてみませんか?」
岸尾さん 「(かわいい声で)あーんしてくれなきゃ食べられなーい」
会  場 「(拍手・笑)」
司  会 「してさしあげたいのは山々なんですが、大変恐れ多くて…」
岸尾さん 「(かわいい声で)あーんしてくれなきゃ食べられなーい」
司  会 「じゃあ…失礼して(笑)。どれを召し上がりますか?」
岸尾さん 「折角だから●ラゴンボールをね。食べればこれが何か分かるよね」
司  会 「では…」
岸尾さん 「あーん」
と司会がフルーツをフォークにさし、大きく開けられた岸尾さんの口元に運ぼうとすると、 指で違う場所を指して合図される岸尾さん。
司会、空気を読んでフルーツを口ではなく、 鼻の横に押し付けます。

岸尾さん 「バカ何すんだよー! そこじゃねえよ! 違うよ!(笑)」
会  場 「(爆笑)」
司  会 「…今、強烈な指導が入りました(笑)。鼻、鼻って」
会  場 「(拍手)」
司  会 「じゃあ気を取り直して、どうぞ」
と出されたフルーツを岸尾さん、今度こそぱくり。

岸尾さん 「おいしいです!」
司  会 「ちなみにこのフルーツはパパイヤだそうです」
岸尾さん 「パパイヤかー……整いましたー!」
司  会 「?」
岸尾さん 「パパイヤとかけてー、日曜日のお父さんとときますー」
会  場 「その心はー」
岸尾さん 「(子供声で)パパ、日曜日なんだからどっか連れてって連れてってー。(低い声で)パパ、嫌ー」
会  場 「(拍手)」
司  会 「そんなネタを隠していらっしゃったんですね(笑)」
司  会 「はい。では次のパネルに行きましょう。これは…ケーキですね」
パネルには塩こんぶと2つのケーキが。

岸尾さん 「違います、塩こんぶです(笑)」
司  会 「これは何ですか?」
岸尾さん 「見ての通り塩こんぶなんですけど、キャベツとかにあえて、ごま油をかけて食べるといいつまみになるんですよね。
野菜も取れて手軽で簡単に作れるので、オススメです。まあここは先程の写真でも出てきた舞台監督の新居君宅なんですけれども、
イベントの練習の合間をぬって、誕生日当日に祝ってもらいまして。皆さん分かってると思いますが、塩こんぶのCMがしたい
ということです(笑)。まあ、ケーキと塩こんぶって何でやねん! みたいなね」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「これはおいしいケーキでしてね。左側が洋ナシで、右側がレモンのケーキかな?」
司  会 「3月28日がお誕生日だったんですよね」
岸尾さん 「そうです」
会  場 「(拍手)」
司  会 「すみません、要求したみたいで(笑)。36歳になりました。でもよく35歳くらいに見えるね!って言われます。」
会  場 「(笑)」
司  会 「このろうそくはそういう意味だったんですね」
岸尾さん 「右のケーキに3本、左のケーキに6本がたってるから、36歳ね。あ、たってるとか言っちゃったー(笑)」
司  会 「何か問題でも(笑)?」
岸尾さん 「何でもなーい(笑)」
司  会 「お誕生日パーティーは他にもたくさんいらっしゃったんですか?」
岸尾さん 「はい、新居君以外にも何人か。男ばっかりでしたけど」
司  会 「男ばっかりの方が気楽ですよね」
岸尾さん 「いやいや女の子の方が好きです!」
司  会 「失礼しました(笑)」
岸尾さん 「ちなみに明日は僕の母の誕生日なんです」
会  場 「(拍手)」
司  会 「それはおめでたいですね」
岸尾さん 「すみません、拍手を要求したみたいで(笑)」
司  会 「お誕生日ですが、岸尾さんは毎年何か必ずすることはありますか?」
岸尾さん 「特にない(笑)。でも大体新居君宅に集まります。僕だけじゃなくて、だいさくせんのメンバーの誕生日とかも、
新居君宅で迎えることが多いですね」
司  会 「いつもみんなの集まる場所なんですね」
岸尾さん 「個人イベントの打ち合わせとかもあるんですけれども、新居君宅でWiiをやるのが楽しいので。新居君は僕らのために
広いところに引っ越してくれて。広いところでやんやできるようにって」
司  会 「相当いい方ですね、新居さん」
岸尾さん 「相当いい人です。僕が知っている人間の中で、3本の指に入るほどいい人です」
司  会 「他にはどなたが?」
岸尾さん 「マコさん、ひらりん、新居君」
会  場 「(拍手)」
司  会 「そうそうたるメンバーですね」
岸尾さん 「本当に甲乙つけられないほど、この3人はいい人すぎるくらいいい人だから、誰かに騙されたりしないか心配です」

司  会 「それでは、最後のコーナーに参りたいと思います」
岸尾さん 「え、もう?」
司  会 「では、実は事前にお嬢様方にお坊ちゃまへの質問をお預かりしております」
岸尾さん 「ありがとうございます」
司  会 「早速読ませて頂きたいと思います。今日のおなかの調子はどうですか?」
会  場 「(拍手)」
岸尾さん 「はい、来ましたー」
司  会 「お坊ちゃま、これは?」
岸尾さん 「えー、僕はおなかが弱いということで」
司  会 「おなかの弱いキャラなんですね(笑)」
岸尾さん 「キャラって言うな(笑)。設定じゃねえし。リアルだし(笑)。でも本当に小学生の頃からおなかが弱くて、病院とかで検査もしたんですけど
特に異常がなくて。多分精神的なものなんだと思います。マジックパワーが足りないんですね。
だからヨーグルトとかL●21とかを意識して取ってます。それで皆さんが心配して下さって」
司  会 「今日の調子はいかがですか?」
岸尾さん 「今は大丈夫です」
司  会 「今は?」
岸尾さん 「始まる前にね。あのー皆さん、今日は何時開場だと聞いてましたか?」
客席より開場予定時間の声があがります。実はこの日、予定時刻より少し押して開場とな ったのですが、
岸尾さん 「僕がトイレ行ってました(笑)」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「下ネタですみません(笑)」
司  会 「いえいえ(笑)。大丈夫でございます」
司  会 「それでは次の質問でございます。
先日後輩から『かわいいと言われるのは36までだから』と言われてましたが、36になっても自分でかわいいと思いますか?」
岸尾さん 「思うか! ていうか一回もかわいいなんて思ったことないよ!」

司  会 「本当ですか? こんなにかわいいのに…」
岸尾さん 「殺すぞ!(笑)」
会  場 「(拍手・笑)」
岸尾さん 「アホか! かわいいって言うのはなー」
と岸尾さん、ここで側に控えていたフットマンの遠矢の手を引いて連れてきます。
岸尾さん 「こういう奴のことを言うんだよ!」
司  会 「確かに彼はかわいいですが…」
岸尾さん 「でもお前、かわいいって言われるのは36までだからな!(笑)」
会  場 「(笑)」
司  会 「この質問の方は、いくつになっても岸尾さんはかわいいままでいてほしいです、と締めくくられていますね」
岸尾さん 「ちょっと本当にもう、眼医者に行って下さい!」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「それに僕はどちらかというと面白いって言われたいんで」
司  会 「なるほど。かわいくて、面白いんですね」
岸尾さん 「お前ふざけんなよ!(笑)」
会  場 「(笑)」
司  会 「それでは次の質問です。またファンの人達と旅行に行きたいですか? 行くとしたらどこに行きたいですか?」
岸尾さん 「イベントで沖縄ツアーがあったんですけど、僕は沖縄が大好きなので、今年もできれば行けたらなーと思っています。
どうなるかわかんないんですけどねー」
司  会 「今のところ未定ということですね」
岸尾さん 「土日がね、なかなかスケジュールが厳しくて。平日なら何とか行けるんですけど。
でも平日沖縄に行ける人なんてなかなかいないでしょ? いたとしたらかなりのセレブですよ。そんな人いたら逃がさない(笑)。
でも本当に、沖縄旅行を毎年の定番にしたいんですよ」
司  会 「沖縄いいですよね」
岸尾さん 「本当に沖縄大好き。沖縄に住みたい。ひやかしになっちゃうんですけど、沖縄でマンションどうですか? 
みたいなのに葉書出しちゃって。よく案内来るんですよね」
司  会 「ほんとにひやかしじゃないですか(笑)」
岸尾さん 「いやいや、ほんとに沖縄にマンションが欲しいんですけど。沖縄から仕事に通えないし、そんなお金もないですし」
司  会 「将来は、ということですね」
岸尾さん 「老後はね。でもできたら今年も沖縄に行きたいと思います。こないだの旅行は500人位応募してくれて」
司  会 「すごいですね」
岸尾さん 「本当にありがとうございます。今年もね、できたらね」
司  会 「では、ぜひ皆さんリクエストを出して頂いて。リクエストがあればここまでお寄せ下さい」
とテロップを指差すような動きをする司会者にすかさずつっこまれる岸尾さん。
岸尾さん 「古い! 今はあんまり見かけないよね、それ(笑)」
会  場 「(笑)」
司  会 「次の質問です。今回岸尾さんが演じられた紫乃には次々とつらいことがふりかかってきますが、岸尾さんご自身は
何かつらいことがあった時、どうやって乗り越えますか?」
岸尾さん 「ちょっと良いこと言っていい? …やっぱり皆さんの力ですよね。頂いた手紙を読み返したりとかが一番かな」
司  会 「ファンの方からのお手紙を読まれると」
岸尾さん 「うん。泣き言を言って慰めてもらうのはちょっとね。
もちろんブログとかでコメントとかメッセージも受け付けてるんですけど。弱音を吐くこと自体がちょっとね、嫌なので。
でも落ち込んだ時はもらったお手紙を読んで、よし頑張ろうと。あとは仲間とかね。本当に新居君には申し訳ないんですけど、
『新居君、今から行っていいー?』って連絡して」
司  会 「新居さんはかなり包容力のある方ですね」
岸尾さん 「本当にね。申し訳ないんだけど、(泣き声で)新居く~んって。相談を持ちかけちゃいますね。持ちつ持たれつなんですけど」
司  会 「逆に新居さんからの相談も聞いたりされて」
岸尾さん 「うん、そうですね」
司  会 「非常にいい関係なんですね」
岸尾さん 「だと思います(照)。…変な関係じゃないからね! 女の子が大好き!」
会  場 「(笑)」
司  会 「ちなみにファンの方からのメッセージで、最近印象に残った物や嬉しかった物はありますか?」
岸尾さん 「いや、全部ですよ。頂いた物全部。手紙を書いてくれるという行為自体が、僕はものすごいことだと思うんですよ。
もちろんイベントに来てくれたりすることも、ものすごいことなんだと思うんですけど。例えば僕が好きなアイドルや
アーティストがいたとしても、ライブやイベントに行こう、というところまでは、なかなかなりませんから。
こんな与太トークを聞きに来てくれるなんて、よっぽどの愛情がないとね、出来ないことだと思いますんで。
行きたい行きたいっていう強い思いがないと、行動できないと思うので。本当にありがとうございます」
司  会 「本当にそうですね。(客席に)皆さん、岸尾さんは大好きですか?」
会  場 「大好きー!」
岸尾さん 「…あ、ありがとうございます。こんな風に言われると、僕照れ屋なので(笑)」
司  会 「もう一回聞いてみましょうか」
岸尾さん 「何でやねん! 何のふりやねん!(笑)」
司  会 「(客席に)岸尾さんが大好きですか?」
会  場 「(さらに大きい声で)大好きー!!」
岸尾さん 「別にあんた達のためにイベントやってるわけじゃないんだからね!(笑)」
会  場 「(拍手・笑)」
岸尾さん 「まあ照れ屋なんで。自分で言うなって感じなんですけど(笑)。なんか笑いを取らなきゃいけないという気持ちになるんで。
でもやりすぎちゃって失敗することもあるんですけど」
司  会 「素晴らしいことだと思います。面白くて、かわいくて」
岸尾さん 「殺すぞ! って、来ると思った!(笑)。言うぞ言うぞって目でさ」
司  会 「やっと分かってきました(笑)」
司  会 「それでは残念ながら、次の質問が最後の質問となります」
岸尾さん 「えー最後ー? もっと答えたーい」
司  会 「本当ですか?(笑)」
岸尾さん 「でもやっぱりね、執事喫茶さんですから、この後営業しないといけないもんね」
司  会 「営業って何ですか?(笑)」
岸尾さん 「えー、地方を回って色んなところでね」
司  会 「またかなりの下積みからですね」
岸尾さん 「でも僕やりたいんですよー。お笑い芸人さんとかやってるじゃないですか」
司  会 「演歌歌手の方とかね」
岸尾さん 「そうそう。やりたいんですーって言ってたら、やれることになったんですけど」
司  会 「そうなんですか? いつからですか?」
岸尾さん 「もうやってます。全国47都道府県を回って、全ての都道府県でイベントをやらせて頂いてまして。
ちょっと今停滞してますけど、また始めますので。これも皆さんのおかげです」
と深々と頭を下げられる岸尾さんに、会場からは大きな拍手が。
司  会 「それでは、改めて最後の質問をお伺いしたいと思います。…この方、2つありますね」
岸尾さん 「最後じゃないじゃん(笑)」
司  会 「一番演じやすいキャラは何ですか? また、新作のモノマネはありますか?」
会  場 「(拍手・笑)」
司  会 「これはおぼっちゃまの腕の見せ所ですね」
岸尾さん 「まず、一番やりやすいキャラから?」
司  会 「熱血系、ハード系、かわいい系など、とありますが…」
岸尾さん 「やりやすいかー。やりやすいのは『遥山の恋』のテスト時のキャラですね。(若●さんのモノマネで)いやいや~って。
でもこのキャラもたまにオファーされますからね。ありがたいことです。うーん、でも…やりやすいキャラかー」
司  会 「例えば紫乃は若干やりづらかったですか?」
岸尾さん 「やりづらくはないですよ。声を出すのが難しいだけで、安定すれば全然大丈夫なんですけど。皆さんが聞いてて聞きやすいとか、
楽しそうだなとかって聞こえるのは、今やっている●ランスフォーマーのバンブルビーとかかな?
高い声で元気なキャラだし、あの作品はアドリブも味ですから」
司  会 「アドリブOKなんですか?」
岸尾さん 「アドリブOKですね。いけない物からOKな物まで。とりあえずチャレンジしてます。駄目な物でもとりあえず言ってみて、
使われたり駄目だったり。んー、でもバンブルビーは言ってみればかわいいキャラかな? やりやすいといえばやりやすいですね」
司  会 「やりやすいのはバンブルビーと」
岸尾さん 「待って待って。今で言うならだよ。自分に近いのは、終わっちゃったけど、●ロスゲームの千田とか、
少し前だと●クールランブルの今鳥とか…そういう軽い奴が真骨頂というかね。まあ僕は天才役者なんで(笑)」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「どの役でもまあまあハマって聞こえると思うんですけど(笑)。すみません(笑)。
でもそういう役の方が、真骨頂が出てるんではないかな、という自分分析?」
司  会 「自分に近いキャラということですか」
岸尾さん 「まあシンパシーを感じるキャラは入りが早いです。紫乃みたいな難しいキャラは入るまでが時間がかかりますよね。
入っちゃえば大丈夫なんですけど」
司  会 「軽めのキャラがお得意ということで」
岸尾さん 「と、皆さんは思ってるんじゃないかなと。でも本当に、僕は色んな役をやりたい人なんです」
司  会 「なるほど。では、新作のモノマネは…ということなんですが」
岸尾さん 「新作か…難しいな」
司  会 「新作ということは、モノマネがお得意なんですか?」
岸尾さん 「僕はモノマネお笑い声優ですから。うーん、新作かあ。似てないですけど、最近好んでやっているのは…まあ、
今●ラゴンボール改が放送されているんですが、ナメック星ではね、悟空とフリーザ様の激しい戦いが繰り広げられている一方、
界王星では界王様と天津飯、ヤムチャと餃子の会話が繰り広げられていたんですが、その4人の会話のシーン」
司  会 「相当ピンポイントですね」
岸尾さん 「はい。ただバランスが非常に悪いです。ヤムチャはほぼヤムチャ」
会  場 「(拍手)」
岸尾さん 「ヤムチャが似てて、他3人はあー…みたいなね(笑)」
司  会 「それでは、やって頂けますか?」
会  場 「(拍手)」
お客様の拍手に後押しされ、岸尾さん、気合を入れて、モノマネで4人の会話がスタート。驚くほどの演じわけで、全員とっても似ていました! 
あまりの芸達者っぷりに会場からは割れんばかりの拍手が。
司  会 「素晴らしいですね!」
岸尾さん 「ここでね、まあ昔だったら界王星にはバブルス君とグレゴリーというキャラクターがいたんですけれども、
昔の●ラゴンボールZだったら、グレゴリーを私のお師匠様がやってましたんでね」
ここでグレゴリーのモノマネを披露される岸尾さん。さすが激似です!
司  会 「さすがの演じ分けですね」
岸尾さん 「演じ分けという意味では、演じ分けていたかもしれないけど…似ていたかどうかは…(笑)」
司  会 「いえいえ、私の中ではそのシーンがありありと浮かびました」
岸尾さん 「全部雰囲気です(笑)。なぜか●ラゴンボールの話になっちゃった! いっけなーい、スワロウテイルさんでのイベントなのに。あ!」
とここで岸尾さん、用意された壇上のイスに座ろうとします。が、羊の着ぐるみのしっぽが邪魔なようで…。
岸尾さん 「座ろう、座ろう、あ、でもしっぽが…すわろうテイルが(笑)」
会  場 「(拍手・笑)」
司  会 「おぼっちゃまお上手ですね(笑)」
最後まで笑い包まれ、お坊ちゃまへの質問コーナーが終了となりました。
司  会 「大変名残惜しゅうございますが、最後に皆様への一言をお願い致します」
岸尾さん 「そうですね、ちょっと申し訳ない…みたいな(笑)。僕のこんな与太話で…大丈夫でしたか?」

会  場 「(拍手)」
岸尾さん 「(笑)。大丈夫だったということで。周りの執事達は拍手してないけど(笑)」
司  会 「いえいえ(笑)」
岸尾さん 「まあ『遥山の恋』のイベントということで、年末にCDを買って頂いてありがとうございます。
またこんなイベントにまで来て頂いてありがとうございます。本当だったら13時に終わるはずが、もう13時半になろうとしてます(笑)」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「まあ私のイベントは押すのが定番でございますから、1時間と思ってきた方はおいおいという感じで怒ってらっしゃるかもしれませんが、
でも岸尾だからどうせ押すんでしょみたいなね。
仕方ないなと。そんな風にね、応援して下さっている方は本当にあたたかい目で僕を見て下さって。
何といっても一人のイベントだから、長かったけど、伸びてもいいでしょと思っちゃって!
だって折角来てくれたんだから、1時間じゃ申し訳ないでしょ!」
会  場 「(拍手)」
岸尾さん 「大体イベントっつったら私の中では2時間くらいが普通なんでね。エンディングが長い長い(笑)。
まだまだ喋りますよ! あれ、どこまで話したっけ。おとといの晩ご飯の話まで?」
司  会 「そういう話はしてないです(笑)」
岸尾さん 「じゃあおとといの朝ご飯から…」
司  会 「皆様にCDを年末に買って頂いたということで(笑)」
岸尾さん 「(笑)。皆さんよく忘れずに抽選に応募して下さって、来て下さってありがとうございます。さっきも言ったけど、
わざわざ来てくれることがびっくり!笑いに来てると受け取ってよかったかしら?」
会  場 「いいよー」
岸尾さん 「ありがとう(笑)。ちなみに、僕のイベントに笑いに来てる人ー」
と会場の半分くらいのお客様の手があがります。
岸尾さん 「半分くらい? 『遥山の恋』の超真面目な話を期待して来ましたって言う人は?」
ここで数名の手があがります。
岸尾さん 「謝ります。ごめんなさい(笑)。でもこれで全員じゃないよね? 他の人は? 羊もしくは執事の格好を期待して来た人ー?」
ここでも数名の手があがります。
岸尾さん 「羊の格好は見れましたー。後は何? もしかしてただ会いに来たという人ー?」
ここでほとんどのお客様の手があがります。
司  会 「さすがですねー。愛されてますね」
岸尾さん 「いやん、恥ずかしい。僕照れ屋だから(笑)」
とジタバタする岸尾さん。
司  会 「(笑)。おぼっちゃまそろそろ…」
岸尾さん 「みんな、時間大丈夫かなってヒヤヒヤしてるんだろ? 俺出禁になるんだ! 分かってるんだよ! でもやらずにはいられないんだよ!」
司  会 「大丈夫です、ここはおぼっちゃまのお屋敷ですから」
岸尾さん 「おぼっちゃまくんです!」
会  場 「(笑)」
司  会 「最後までこだわりますね(笑)」
岸尾さん 「僕の屋敷ってことは、ここからスタジオとか行くよ!」
司  会 「もちろんです」
岸尾さん 「池袋ってことは結構アクセスいいよね」
司  会 「ちょっとリアルな話ですね(笑)」
岸尾さん 「もうちょっと駅に近かったらなー。移転しない?」
会  場 「(笑)」
岸尾さん 「儲かってんでしょー? 予約取れないんでしょー? いっぱいって聞いてるよー? …もう本当に怒られる(笑)。
巻け巻けって言われてるから」
司  会 「そうですね(笑)」
岸尾さん 「…まあそんな感じで、本当に今日はありがとうございました。まだ今日の時間はたくさんありますから。池袋といえば…乙女ロードか」
司  会 「あとはおぼっちゃまも大好きな猫のいる猫のいる、猫ぶくろとか」
岸尾さん 「え? 猫のふくろ?(笑)」
会  場 「(笑)」
司  会 「猫のふくろでも間違いではございませんが(笑)」
岸尾さん 「まあ色んなところがありますから、この後も楽しい午後のひと時を楽しんで頂いて。
僕はこの後仕事なんですけれども、皆さんはこの池袋と執事喫茶を堪能して頂ければなと思います。
…どうまとめていいか分からないんですけど(笑)。
本当に皆さんの応援のおかげで僕は今もがんばってこの仕事を続けていられます。ありがとうございます。
『遥山の恋』の真面目な話を期待してきた方は本当に申し訳ない…今さらですけど、非常にやりがいのある役で、2枚組の大ボリュームで、
四苦八苦しながらでしたけど、一生懸命やらせて頂きました。後輩の内匠君も一緒に出演できまして、彼もまだまだだなと先輩面しつつ。
でも彼も頑張ってますので、僕ともども応援してくれたらと思います。内匠君はコーナー回しのプロです。
彼の回しはねー、凄いですよ! 僕は回しはあんまりですけど、司会がいてそれに茶々を入れる天才なんでね。
なので内匠君と喋ったりするのは面白いです。(司会に)今日のあんたも良かったよ!」
司  会 「ありがとうございます」
会  場 「(拍手)」
岸尾さん 「皆さんのおかげで、僕はがんばれていますので、これからも一生懸命お仕事したいし、みんなと楽しく遊びたいので…
今後も宜しくお願いします!」
照れたような顔で深くお辞儀をされる岸尾さん。会場からは、暖かい拍手が送られました。


ここで控えていた執事が最初に脱いだ羊の被り物の頭部を持って近付きます。
それを再び被る岸尾さんに、お客様からは笑い声が。羊の頭を被った岸尾さん、執事に手を引かれ、客席に手を振りながら会場を後にされました。
最後まで岸尾さんのパワー全開、楽しい雰囲気でイベントは終了となりました。



控え室に戻られた岸尾さん、暑い格好でお疲れだったにも関わらず、笑顔で「大丈夫でしたか?」 と逆にスタッフにも気遣って下さいました。
「お客さん楽しんでくれたかな?」と最後までお客様思いの岸尾さんでした。
最後に、皆さんへのメッセージをお願いすると、「うーん?」と悩まれた末に、岸尾さんらしいユーモアあふれるコメントを書いて下さいました。


(コメント)
僕の羊姿を見て…… ジンギスカンを食べたくなった人?




最後になりますが、楽しいお話をたくさん聞かせて下さった岸尾さん、本当にありがとうございました。
また、朝早くから来場下さいました皆さん、本当にありがとうございました。



Copyright(c) K-BOOKS INC. All Rights Reserved.
Return to Atis collection Homepage