Atis collection

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Interview
秀島慈英 役 : 三木眞一郎さん、小山臣 役 : 神谷浩史さん 秀島照映 役 : 風間勇刀さん 霧島久遠 役 : 檜山修之さん

Question01 収録を終えてのご感想をお願いします。
三木さん 「充実した時間を過ごすことができました。楽しかったです」
神谷さん 「上下巻ということでようやく下巻まで録り終えることができてホッとしています。
本編のフリートークの中でも話しましたが、上巻を録ってから下巻に辿り着くまで一ヶ月以上のスパンがありまして、
その間気が気じゃなかったので、本当に録り終えてよかったなと思っています」
風間さん 「これだけディレクターの阿部さんや先生、スタッフの皆さんがこだわって僕に相対してくれて、ものすごくありがたかったです。
このシリーズは長く続いてますよね。足掛け何年だろう?年数にしたらかなり長い年月続いてきて、毎回印象的なお話で、
特に前作(やすらかな夜のための寓話)は照映的にはかなり印象に残っているんですが、今回のお話は、台本を頂いて家で読んでいる時から
ずっとハラハラドキドキして、この作品、みんなで舞台でやらない?って思いましたね。実際にはできないですけど(笑)。
実写ドラマか舞台かみたいな感覚がしましたね。早くできあがりを聞きたいです」
檜山さん 「このシリーズは長く続いているということを伺ったんですが、僕自身は初登場なので、台本を頂いた時に、
展開が早過ぎて、あれこれどうなってんの?と(笑)。久遠は飄々として掴みどころがないキャラクターで、
収録前、ディレクターから言われたのが、空気が読めないというか読まないキャラクターだと。
そういうキャラを演じるのは演者としては楽しいですね。芝居のやりとりとしては、こう(ボールを)投げてもらったら
まっすぐ返すのが普通なんですが、久遠としてはたまに牽制球を投げるみたいなね。
ボール球を投げてみたり、普通は投げたら駄目と言われるところに投げてもいいキャラクターというのは演じがいがあるので、
楽しかったですね」

Question02 作品中、印象に残ったシーンや聞いて欲しいシーン、聞き所などありましたらお聞かせ下さい。
三木さん 「全て聞いて頂きたいです」
神谷さん 「僕も三木さんと同じですね。過去の作品を含めて積み重ねてきた上に成り立っているもので、どこを聞いてほしいというよりは
今までの流れをくんだ続編として成立しているということが重要だと思いますので、上下巻あわせて聞いて頂ければと思います」
風間さん 「風間的には照映を聞いてほしいということで(笑)。ただやっぱり、台本を全部通して読んで、三木さんと神谷君の演技を総合して、
慈英の心が動いた辺りから終わりにかけての怒涛の二人の心情の激動ラッシュみたいなところが、聞き漏らすな!と。すごいです。
一言たりとも聞き逃すなというくらいの出来上がりになると思いますので、そこが聞き所ですね」
檜山さん 「久遠はこのシリーズのスピンオフの作品に登場するということで、僕はその内容までは知らなかったんですけど、
今回僕が用意してきた久遠のキャラクターと、先生やスタッフさん達の思い描かれる方向性はそんなに大きく離れていなかったです。
唯一違ったのが、彼の二面性というか凶暴性があるというところですね。
そういう一面があるというのが今回の台本だけではあまり分からなかったので、ディレクションを受けて、こういう一面があるんだ!と。
そういうキャラクター性を久遠としては聞いて頂きたいですね。
基本ものすごく飄々としているんだけれども、根っこには少し違うものがあるというのを匂わせるポイントだと思うので、
そういう一面を覗かせている部分を気付いて頂ければ嬉しいです」

Question03 共演されたご感想をお願いします。
三木さん 「いい雰囲気の中で収録できました」
神谷さん 「このシリーズ全体に言えることなんですけれども、非常にいい緊張感の中で収録させて頂いている感じがするのでとても居心地がいいです。
今回もその例にもれず、いい緊張感の中で収録させて頂きました」
檜山さん 「やっぱり三木眞一郎と神谷浩史はいい役者だなと思いましたね。
二人の会話を中心に進んでいきますし、特に今回のお話は人間の、本当に微妙なすれ違いのお話じゃないですか。
記憶喪失というちょっとした事件は起こっていますけれども、ボタンの掛け間違いというか、心のすれ違いみたいな、すごく微妙なところで。
その微妙なずれが重なってフラストレーションがたまったり、苛々したりというお話で、その辺の心の機微を二人が見事に
演じていると思います。
それを横で聞いている僕としても、二人が世界を作ってくれていますので、その中に久遠として、空気を読まない、
空気を壊すようなキャラクターで入っていって。二人がしっかり空気を作ってくれたからこそ僕も壊しがいがありましたね。
やっぱり二人の熱演は聞き所だと思います」

Question04 ファンの方への一言をお願いします。
三木さん 「皆さんにご支持を頂いた結果が今回のCDになっています。
これまでこのシリーズを応援して下さった皆さんの期待を裏切らないようなものになっていると思いますので、
ぜひ楽しみに待っていてほしいです。
また過去作品をご存知ない方も、このCDからでも十分分かる内容になっていると思いますので、
新しく聞かれる方も楽しみにしていて下さい」
神谷さん 「三木さんと同じで、本当に皆さんのご支持があったからこそ、ここまでの長いシリーズになっていると思います。
皆さんに感謝をしつつ、今回は今までの作品の中でもかなりストーリー的にダイナミック…というと変ですが、
臣と慈英の二人の間において大きな事件が起きていますので、今までのシリーズを聞いて下さっている方もこんなことが起きちゃうんだと
びっくりして頂けると思います。
聞いて頂いて、アティスさんの方に『最高でした』的な感想をいっぱい頂けると嬉しいです」
風間さん 「長い間、このシリーズを支えて下さって本当にありがとうございます。
原作の方では照映さんの甘いお話もあるようなので、その辺を皆さんがご要望して下さると、聞ける!聞けるでしょう、照映さんのそんなお話が(笑)。
個人的にも、照映は常に俯瞰でいる役柄なので、このシリーズでどっぷり中心になっているのも体感してみたいので、
皆さんご要望を宜しくお願いします」
檜山さん 「このシリーズは非常に長く続いているということで、皆さんの熱い支持があってこそだと思います。
そのシリーズに6作目から久遠という役で参加させて頂くことになりました。
今回、久遠自体はちょっと顔見せ的な雰囲気もありましたので、そう遠くない先、また久遠として、皆様の前にできるだけ早く出てこれるように、
ファンの皆さん、先生とスタッフさんにプレッシャーをかけてくれれば(笑)、檜山としても嬉しいです。
宜しくお願いします!」

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